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フリーランスが妊娠したときの働き方は?仕事復帰の準備についても解説!

「フリーランスが妊娠したときは、どんな働き方をすればいい?」

「結婚や妊娠を機にフリーランスになったとき、どんな準備をすればいい?」

このような不安や悩みを抱えていませんか?この記事では、フリーランサーの産前・産後の働き方について、詳しくご紹介しています。

最後まで読むことで、妊娠中の働き方や契約先との連絡の取り方、仕事復帰に向けての準備など、仕事を続けるための心構えができるようになるでしょう。

また、妊娠・出産を機に活用できる国の制度(給付金)についても解説しています。

フリーランスが妊娠したときの仕事のやり方

フリーランスが妊娠したときの仕事のやり方について解説します。

長期案件や責任の重い仕事は避ける

妊娠中から出産直後は、長期案件や責任負荷のかかる仕事はできるだけ避けましょう。

なぜなら、妊娠中は体調が不安定になりやすく、長時間労働が難しくなるからです。

日によってはつわりや眠気、集中力の欠如など通常の半分程度しか稼働できないことが多々あります。

また、妊婦検診のある日は半日以上の時間を費やすこともあり、仕事が手つかずになることも珍しくありません。

妊娠中は無理に仕事を請け負うのではなく、体の負担が少ない短時間業務や完全休業に切り替えるのが得策です。

サポート業務など妊娠中は簡単な仕事にシフトチェンジする

妊娠中も仕事を継続する場合は、できるだけ負担の少ないサポート業務や簡単な時短業務を選ぶようにしましょう。

例えば職業がWebデザイナーの場合、バナーや素材作成、既存サイトの情報更新などがおすすめです。

システム構築やディレクター業務など責任負荷の大きい業務は、ほかの制作メンバーに引き継ぎを依頼しましょう。

結婚・妊娠・出産を機にフリーランスになるための準備

結婚・妊娠・出産を機にフリーランスになるための準備についてご紹介します。

貯蓄や助成金の調査などお金の管理をしっかりおこなう

フリーランスは妊娠や出産で長期休業すると、まったく収入がなくなります。

なぜなら、フリーランスは会社員と異なり、産休や育休制度の対象にならないためです。

妊娠や出産を機にフリーランスに転身して長期休業する際は、十分に貯金をして一時的な収入減に備えましょう。

このほか妊娠・出産時に受給できる給付金や保険などについて、しっかり下調べをしておくことも大切です。

また、産後は多額の養育費がかかります。フリーランスは産前・産後にどのくらいお金が必要になるか、おおよその金額を予測して事前対策をしておきましょう。

フリーランス転身や出産を機に夫の扶養に入ることを検討しておく

産前・産後はフルタイムで稼働するのが難しくなるため、可能であれば夫の扶養に入ることをおすすめします。

扶養に入る条件は夫の職場の保健組合によって異なります。

万一扶養に入れない場合は、産前の1ヶ月と産後3ヶ月の国民年金の支払いが免除される制度を検討してみてください。

仕事を引き継いでくれるパートナーを見つけておく

妊娠中は、早い段階で自分が抱えている仕事の引き継ぎをしてくれるパートナーを探しておきましょう。

業務委託の場合は、クライアントに連絡して新しい人材を補填してもらうか、ほかのワーカーに仕事の引き継ぎを依頼してください。

産前・産後は体調が不安定になりやすく、業務遂行が困難になります。また、産後は育児で赤ちゃんにつきっきりになり、仕事時間の確保も難しくなるでしょう。

およそ妊娠中〜産後6ヶ月は稼働できないことを予測して、早めに後任を決めることをおすすめします。

保活は妊娠中に進めておく

子どもを保育園に預ける「保活」は、妊娠中に進めておくのがよいでしょう。

なぜなら、都心など居住地によっては待機児童問題があり、入園が想定以上に難しいケースがあるためです。

早い段階から保活を視野に入れることで、保育園の見学や助成制度の調査など、落ち着いて進めることができます。

自治体や家庭状況によって入園条件や助成制度の適用が変わってくるため、早めに役場にいって保活の相談を進めておきましょう。

フリーランスが妊娠・出産時にもらえる保険・補助金について

フリーランスが妊娠・出産時にもらえる保険・補助金について解説します。

妊婦健診の助成

全額自己負担となる妊婦健診費用は、最大14回分の補助券(公費負担)から割り引くことができます。

補助券は、お住まいの役場へ妊娠届けを提出した際、母子手帳と一緒に支給されます。

自治体や医療機関によって自己負担の金額が異なりますが、妊婦健診費用はおおむね補助券で賄えるでしょう。

多額の支出を補填するために、妊婦健診費用の助成制度は有効活用しましょう。

出産育児一時金

出産育児一時金とは、出産にかかる費用負担を軽減するための給付金制度で、原則42万円が支給されます。

この制度は42万円を超える金額は自己負担となり、42万円に満たない場合は申請により差額を受け取れます。

【出産育児一時金の詳細】

  • 対象者/妊娠4ヶ月(85日以上)で出産する健康保険加入者やその健康保険上の被扶養者
  • 金額/ひとりあたり42万円 ※参加医療補助制度に加入していない医療機関は除く
  • 申請先/かかりつけの医療機関

妊娠しても仕事を継続しやすいフリーランスのおすすめの仕事

妊娠しても仕事を継続しやすいフリーランスの仕事をご紹介します。

Webデザイナー

妊娠・出産後も継続的にフリーランスとして働くなら、Webデザイナーがおすすめです。

理由はさまざまですが、最も大きなメリットはパソコン1台で場所や時間を問わず働けることでしょう。

外で働くことが難しい妊婦にとって、自宅で好きなタイミングに働けることは体への負担が少なく、経済的な不安も軽減できます。

また、サイト制作の経験がなくても、実務経験が積めるスクールを受講することで、短期間で即戦力を身につけられます。

Webスクール「Campus」では、学習と並行しながら自社が抱える案件を受注できるため、妊娠中でも無理なく実績とキャリア形成が可能です。

>>Campusの公式サイトへ

デザインやプログラミングを学ぶなら「Campus」

デザインやプログラミングを学ぶなら、Campusがおすすめです。

Campusは、月額5,500円(税込)でサイトデザインに関する基礎的なWebスキルを網羅的に学習できます。

またオンライン学習が中心のため、体調が心配なときも無理なくマイペースで受講可能です。

このほか、IT企業出身の女性講師から、産前・産後の働き方について個別相談することもできるので、ぜひ検討してみてください。

Webスクール「Campus」の特徴

campus

Campus」は、Webデザイナーに必要な全知識が、低価格で学べるWebスクールです。

大手のスクールでWebデザイナーの知識をすべて学んだ場合、100万円から150万円くらいの費用がかかります。

しかし、Campusなら月額5,500円(税込)で、HTMLやCSS、JavaScript、Photoshopなどの知識が学べます

スキル一覧

また、Campusには卒業がないので、納得いくまで学び続けられるというメリットがあります。

2~3ヶ月の短期間で学ぶWebスクールが一般的ですが、短期間では身につくスキルが限られてしまいます。

Campusは継続的にスキルアップできる環境が整っているため、「実力が身に付かないまま卒業してしまった…」という後悔を防ぎやすいです。

Campusが人気な理由は以下の通りです。

  1. 150本を超える人気の動画が見放題
  2. さまざまな経歴を持つ講師がサポート
  3. Campusから直接仕事の依頼がある
  4. 税務関係のサポートが万全
  5. 無制限に学び放題!

なお、「Webデザイナーに向いていなかった…」という後悔を防ぐには、適性診断を受けてみるのがおすすめです。

CampusにLINEお友達登録をすると、無料で「Webデザイナー適性診断」が受けられるので、ぜひ気軽に登録して診断を受けてみましょう。

無料で適正診断を受けてみるおともだち追加

フリーランス・個人事業主の産休はいつから?

フリーランス・個人事業主の産休について解説します。

フリーランス・個人事業主に産休や育休は存在しない

フリーランス・個人事業主に産休や育休制度は存在しません。

なぜなら、産休と育休は労働基準法で定められた会社員のための制度だからです。

フリーランスは「フリーランスが妊娠・出産時にもらえる保険・補助金について」

で紹介している別の制度を活用してみてください。

フリーランス・個人事業主は制度がない分いつ休めるか自由に決められる

フリーランスは、産休や育休など労働基準法に基づく長期休暇を取ることができません。

反対に、自分で自由に休暇の調節ができるため、業務委託や自由業で働いている人は体調を考慮しながら休みの取り方を模索してみましょう。

例えば業務委託の場合、一旦契約を解除することによって長期休暇を取ることができます。

ただし急な契約終了はトラブルの元となるため、妊娠や出産の事情を伝えて事前に休暇の調節をしておくのが得策です。

フリーランスの妊娠はクライアントに報告すべき?伝える時期と伝え方

フリーランスの妊娠をクライアントに伝える適切なタイミングと手段について解説します。

妊娠の報告は安定期に入ってからがベスト

妊娠報告の時期は、安定期とされる妊娠12週目以降がよいでしょう。

なぜなら、妊娠5週〜11週は自然流産の可能性があるためです。実際に、妊婦の15%が自然流産しているとの報告があります。

安定期を超えると、不測の事態が発生したときの報告をしなくてすみます。

体調が不安定な場合は早い時期に伝える

つわりが重い、切迫早産の疑いがあるなど体調が不安定な場合は、早めに妊娠を報告しましょう。

妊娠による体調不良があることを事前に伝えておくことで、急な休みによる業務の中断を防ぐことができます。

例え体調不良で長期的な休みを余儀なくされても、ほかの働き手に仕事の引き継ぎを依頼しやすくなります。

直接会えない場合は産休に入ることをメールで伝える

クライアントが遠方に在住しているなど直接顔を合せない相手の場合は、メールやビジネスツールを通して妊娠報告をおこないましょう。

長期休業を伝える際は、以下の例文を参考にしてみてください。

【件名】妊娠による長期休業のご挨拶

〇〇〇〇の皆様

いつもお世話になっております。※※の〇〇〇〇です。

この度、出産のため〇月〇日(〇)より妊娠による長期休業をさせていただく運びとなりました。最終稼働日は〇月〇日(〇)を予定しております。

また、産後は育児休業をとらせていただき、〇年〇月の業務復帰を予定しております。
休業中の業務は〇〇さんに引き継ぎをお願いしております。

なお、最終稼働日までは対応できますので、ご用件等ございましたら、お手数ですがご連絡ください。

業務へ復帰しましたら、これまで以上に皆様のお力になれるよう努めてまいります。
今後とも、よろしくお願いいたします。

署名

フリーランスの妊婦必見!つわりの乗り越え方

つらい妊娠時のつわりの乗り越え方について解説します。

吐きづわりの場合は食べやすいものだけを食べる

吐きづわりが重い場合は、野菜スープやアイスクリームなど食べやすいものを口にするようにしましょう。

【吐きづわりにおすすめの食べ物】

  • 炭酸水
  • アイスクリーム
  • 豆腐
  • そうめん
  • 冷たいうどん
  • 果物
  • ゼリー など

妊娠5週頃〜11週頃は、つわりが発症しやすい時期です。この時期は食べられるものや食べたいものを優先してください。

吐き気や嘔吐が続くときは、最低限水分補給をしっかりおこないましょう。氷や炭酸水を用いるのもおすすめです。

吐きづわりがひどいときは無理をせず体を休ませる

吐きづわりがひどいときは、無理をせずゆっくり体を休めましょう。

また、以下の症状が見られるときは、迷わず医療機関を受診して点滴などの治療を受けてください。

  • 食べても飲んでも吐く
  • 湯気や臭いに反応して吐いてしまう
  • 倦怠感がひどく何もする気にならない
  • 料理や入浴も難しく生活に支障をきたしている

食べづわりの場合は朝一番に何かを食べる

常に何かを口にしていないと気分が悪くなる食べづわりは、空腹を紛らわすことが大切です。

特に朝は低血糖の影響で気持ち悪さが増長されるため、枕元に飴やガムを備えておくとよいでしょう。

【食べづわりを軽減する食べ物】

  • チューインガム
  • 酢昆布などの低カロリーなもの

普段の食事は小分けにして1日あたりの食事回数を増やすことにより、空腹状態を減らすことができます。

食べ過ぎでカロリー過多にならないよう、くれぐれも食事管理には注意してください。

フリーランス必見!産後仕事に復帰する前にしておくこと

産後仕事に復帰する前に進めておくべき準備について解説します。

出産後はいつ仕事に復帰できるか事前に予定を伝えておく

産後はいつ仕事に復帰できるか、およその時期をクライアントへ知らせておきましょう。

仕事復帰の連絡は、復帰直前ではなく1〜2ヶ月ほど余裕を持つのがベストです。

なぜなら、復帰直前に連絡をしても、業務の関係上すぐに仕事を受注できない可能性があるためです。

仕事の取りこぼしを防ぐためにも、復帰の目処が立ったら余裕を持ってクライアントに連絡を入れましょう。

出産後も仕事を継続する場合は休業中もクライアントと連絡をとり続ける

長期休業中も可能な限りクライアントとは連絡を取るよう、心がけましょう。

なぜなら、クライアントと定期的に連絡を取ることで、休業前の仕事を継続的に構築できるためです。

短時間でも元の仕事に触れておくことで、長期休業明けもスムーズに業務対応ができるようになります。

休業中もできる限りスキルアップに努める

長期休暇後にスムーズな仕事復帰ができるよう、休業中も可能な限りスキルアップに努めましょう。

近年は、インターネットや動画教材、スクールのオンライン授業などを活用することで、自宅でも気軽に学習ができるようになりました。

クリエイティブスクールの「Campus」も、動画授業や講師によるオンライン指導により、休業中も継続的なスキルアップが可能です。

また、産後の仕事復帰に関する質疑応答やキャリア相談もおこなっているので、ぜひ活用してみてください。

>>Campusの公式サイトへ

フリーランスの妊婦が気をつけておくべき注意点

フリーランスが妊娠中に注意すべき点をご紹介します。

フリーランス・業務委託・個人事業主は育児休業給付金を受け取れない

育児休業給付金は、雇用保険の「雇用継続給付」に属する育児休業期間中の収入を補う給付金です。

企業に雇用されていないフリーランスや業務委託、個人事業主は育児休業給付金の受給対象になりません。

このことから、フリーランスの多くの女性が産後間もなくして仕事へ復帰しています。

※「出産手当金」もフリーランスは対象外

業務委託の場合は急な契約解除は避ける

業務委託の急な契約解除はクライアントに迷惑がかかるだけでなく、契約によってはトラブルの原因になるため十分注意しましょう。

業務委託契約には以下の2つの契約形態があります。契約解除をする際は、契約違反に抵触しないかよく書類を確認して慎重に手続きを進めてください。

【委任契約】

  • 特徴/業務遂行に対して責任を負う契約形態
  • 注意点/いつでも解除可能だが、契約解除によって委託先に損失が生じた場合は損害賠償が発生する

【請負契約】

  • 特徴/業務上で成果物を完成させることに対して責任を負う契約形態
  • 注意点/成果物が完成するまで受託側から契約解除ができない

また、契約解除後に同じ企業に再契約できるかは委託元との関係性に左右されます。

再契約を希望する際は、委託元であるクライアントに再契約の可否を確認してから、解除手続きを進めましょう。

まとめ|フリーランスの妊娠・出産後の仕事の対応は慎重に!

妊娠や出産を機にフリーランスへ転身した際は、仕事対応は慎重に進めましょう。

業務委託の場合は、仕事の復帰時期や契約に関することなど、事前にクライアントとよく相談して決めてください。

また、一時的な収入源に備えて貯蓄や各種給付金制度の申請など、お金の管理を徹底することも大切です。

近年は妊娠中のフリーランスに対し、キャリアサポートを徹底しているスクールや教育機関が多く見られるようになりました。

クリエイタースクールの「Campus」でも、妊娠や出産を控えた働き手の悩み相談やキャリアに関する個別相談をおこなっています。

産後の社会復帰のために、ぜひご活用ください。

>>Campusの公式サイトへ

投稿者プロフィール

梅谷 豊巨
梅谷 豊巨
サブスク型Webクリエイタースクール「Campus」代表。
未経験からWebスキルを学び半年で月収100万円達成、その後スクールを一から立ち上げ2年で500人が受講。
トリンドル玲奈さんとテレビで対談、日経電子版「私のみちしるべ」へ掲載。

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