- ブログ
Webデザイナーにおすすめの資格10選|難易度・受験料の比較表と未経験者の選び方【2026年】
「Webデザイナーになるには資格が必要?」
「未経験なら、まず資格を取った方が有利?」
そんな疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。
就職・転職・副業を目指して学び始めても、何から手を付けるべきか分からず不安になるものです。
結論として、Webデザイナーに資格は必須ではありません。
ただし、未経験者が基礎を体系的に学び、学習の方向性を定める手段としては有効です。
大切なのは資格の有無より、実務スキルまで身につけることです。
この記事では、おすすめ資格10選の難易度・受験料・合格率を一覧表で比較します。
未経験者が取る順番や勉強法・注意点もあわせて解説します。
あわせて、資格の勉強とスクール学習をどう組み合わせて進めるべきかについても解説します。
自分に資格が必要か、何から学ぶべきかを明確にしたい人は、ぜひ最後までチェックしてください。
「独学だと続けられるか不安」という方には、月額5,500円で学び放題のWebデザインスクール【Campus(キャンパス)】もおすすめです。
Webデザイナーの資格取得は必須ではない
Webデザイナーになるために、資格は必須ではありません。
厚生労働省の職業情報でも、就職に特定の学歴や資格が必須とはされていません。
仕事をするうえでは「デザインの基礎知識や技術が求められる職種」として紹介されています。
つまり、資格を持っていること自体より、制作に必要な知識やスキルを身につけているかが重要です。
実際の現場では、配色やレイアウトの理解、PhotoshopやIllustratorの操作が重視されやすい傾向があります。
採用や案件の獲得では、資格よりもバナーやWebサイトの制作経験をまとめたポートフォリオが見られます。
そのため、資格があるだけで仕事につながるとは限りません。
ただし、未経験者にとっては、資格学習を通じて学ぶ範囲を整理しやすくなる点が大きなメリットです。
資格取得を最終目的にするのではなく、実務スキルを身につけるための土台として活用しましょう。
未経験からWebデザイナーになるまでの全体の流れは、Webデザイナーになるには?未経験から目指す5ステップと必要なスキルで解説しています。
【Campus(キャンパス)】は月額5,500円で学び放題のWebデザインスクール
卒業のないサブスク型なので、自分のペースで無理なく続けられるのが魅力です。
現役講師による個別サポートもあり、「独学だと不安」という方に伴走する体制が整っています。
LINEを登録して特別なご案内を受け取る
Webデザイナーが資格を取得するメリット
Webデザイナー関連の資格を取得するメリットは、主に以下の3つです。
資格だけで仕事が決まるわけではありませんが、未経験者が学習の土台を作るうえでは役立ちます。
ここでは上記の3つのメリットについて、具体的に解説します。
案件獲得をするうえで有利に働く
資格を持っていると、学習経験や基礎力を相手に伝えやすくなります。
特に未経験者は実績が少ないため、資格が「最低限の知識を学んでいる人」という判断材料になります。
たとえばWebクリエイター能力認定試験は、Webサイト制作のデザインやコーディングの力を認定する試験です。
Adobe認定プロフェッショナルも、Adobeツールの基本的な利用スキルを証明する資格です。
もちろん、資格だけで案件が取れるわけではありません。
ただ、提案文や履歴書・ポートフォリオに書き添えると、学習意欲や基礎知識の裏付けになります。
未経験からスタートする段階では、こうした小さな信頼材料が後押しになることもあります。
効率よく体系的に知識を身につけられる
資格学習の大きなメリットは、学ぶ内容を整理しやすいことです。
独学だと、デザイン理論とPhotoshopの操作のどちらから始めるべきか迷いやすくなります。
HTML・CSSまで手を広げるべきかも、判断に困るポイントです。
一方、資格試験には出題範囲や認定基準があり、学習すべきテーマが明確です。
たとえば、ウェブデザイン技能検定では出題範囲や合格基準が公開されています。
Webクリエイター能力認定試験でも、レイアウト手法や色彩設計、コーディングなどの認定基準が示されています。
そのため、未経験者でも順序立てて学びやすくなります。
特に、何を優先して学ぶべきか決めにくい人ほど、資格を学習のガイドとして活用しやすいでしょう。
学習の目標が明確になり挫折しにくい
Webデザインの学習は範囲が広く、目標があいまいだと途中で手が止まりやすくなります。
資格取得を目標にすれば、「いつまでに」「どこまで学ぶか」が明確になり、勉強のペースを作りやすくなります。
進捗も管理しやすくなるため、独学でもモチベーションを維持しやすくなります。
なお、資格取得後は制作課題やポートフォリオ作成につなげると、実務に近い力も伸ばしやすくなります。
資格をゴールにせず次の制作に進めるかどうかが、実務力が身につくかの分かれ目です。
Webデザイナーの仕事に活かせるおすすめの資格10選
Webデザイナー向けの資格は数多くありますが、すべてを取る必要はありません。
国家検定で基礎力を示したい人、制作実務に近い知識を学びたい人など、目的に合わせて選ぶことが大切です。
ここでは、Webデザインの学習や実務に活かしやすい資格を10個紹介します。
【一覧表】おすすめ資格10選の難易度・受験料・合格率を比較
まずは、10資格の特徴を一覧表で比較してみましょう。
受験料は、級やレベルが複数ある資格では最も受けやすい区分の金額です。
| 資格名 | 難易度の目安 | 受験料 | 合格率 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|
| ウェブデザイン技能検定 | ★〜★★★(3級は★) | 3級:学科6,000円+実技8,000円 | 3級:約63%(過去10年) | 国家検定で基礎力を証明したい |
| Webクリエイター能力認定試験 | ★ | スタンダード:6,400円 | 91.0%(2025年度) | HTML/CSSを手を動かして学びたい |
| Webデザイナー検定 | ★〜★★ | ベーシック:6,050円 | ベーシック55.0%(2026年前期) | Web制作の全体の流れを知りたい |
| Adobe認定プロフェッショナル | ★★ | 12,980円(一般) | 非公開 | Photoshop・Illustratorの操作力を示したい |
| Photoshop®クリエイター能力認定試験 | ★ | スタンダード:8,100円 | 73.0%(2025年度) | バナーや画像加工の力を伸ばしたい |
| Illustrator®クリエイター能力認定試験 | ★ | スタンダード:8,100円 | 72.1%(2025年度) | ロゴや図版の制作力を伸ばしたい |
| HTML5プロフェッショナル認定資格 | ★★★ | 16,500円 | 非公表 | コーディングも強みにしたい |
| 色彩検定 | ★〜★★★(3級は★) | 3級:7,000円 | 3級75.7%(2025年度) | 配色の理論を学びたい |
| ITパスポート | ★★ | 7,500円 | 48.6%(2025年度) | IT全般の基礎を固めたい |
| UX検定 | ★★ | 10,890円 | 非公表 | 使いやすさまで考えられるようになりたい |
※受験料は税込(ウェブデザイン技能検定は非課税)です。
※難易度は合格率や試験範囲をもとにした編集部の目安です。
未経験者なら、合格率が高く学習範囲も絞られた★1つの資格から始めるのがおすすめです。
各資格の詳しい内容は、以下で順番に解説します。
ウェブデザイン技能検定
ウェブデザイン技能検定は、Web業界で数少ない国家検定です。
公式サイトでも「ウェブにかかわる全ての人のための、国家検定」と案内されています。
試験概要には出題範囲や合格基準も公開されており、基礎知識を客観的に証明したい人に向いています。
ただし、2級・1級は実務経験などの受検資格を満たす必要がある点に注意しましょう。
未経験者が最初に受けられるのは3級です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 資格名 | ウェブデザイン技能検定 |
| 実施団体 | 特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会 |
| 等級 | 1級・2級・3級 |
| 受検資格 | 3級:ウェブの作成・運営に従事している人、または従事しようとしている人なら誰でも受検可 2級:実務経験2年以上、または3級合格などのいずれか 1級:実務経験7年以上など(実技は1級学科の合格者) |
| 受検手数料(非課税) | 1級:学科8,000円/実技25,000円、2級:学科7,000円/実技16,000円、3級:学科6,000円/実技8,000円 |
| 受験会場 | 実施予定地域の公開会場(回次・等級により異なる) |
| 試験形式 | 学科試験+実技試験 |
| 合格率 | 過去10年(2014〜2023年):3級約63.4%/2級約44.5%/1級約12.8% |
参照:ウェブデザイン技能検定
Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイター能力認定試験は、W3Cに準拠したマークアップスキルを測る認定試験です。
ワイヤーフレームやデザインカンプを用いた出題があり、画像の作成や編集の問題も含まれます。
制作実務に近い流れで学びたい人に向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 資格名 | Webクリエイター能力認定試験 |
| 実施団体 | サーティファイ Web利用・技術認定委員会 |
| 等級 | スタンダード・エキスパート |
| 受験料(税込) | スタンダード6,400円/エキスパート8,000円(2026年4月以降) |
| 受験会場 | 随時試験は全国の認定試験会場、公開試験はリモートWebテスト |
| 試験形式 | スタンダードは実技問題、エキスパートは知識問題+実技問題 |
| 合格率 | 91.0%(2025年度平均合格率) |
Webデザイナー検定
Webデザイナー検定は、コンセプトメイキングから制作・テスト・運用までの幅広い知識を測る検定です。
ツール操作ではなく、Webデザイン全体の流れを理解したい人に向いています。
受験資格はなく、未経験者でも受けられます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 資格名 | Webデザイナー検定 |
| 実施団体 | 公益財団法人画像情報教育振興協会(CG-ARTS) |
| 等級 | ベーシック・エキスパート |
| 受験料(税込) | ベーシック6,050円/エキスパート7,150円 |
| 試験日 | 年2回(2026年度は前期7月12日・後期11月29日) |
| 受験会場 | 全国の公開会場・準会場 |
| 試験形式 | マークシート形式(大問10問・約40設問) |
| 合格率 | 2026年前期:ベーシック55.0%/エキスパート31.9% |
参照:Webデザイナー検定
Adobe認定プロフェッショナル
Adobe認定プロフェッショナルは、Adobeが認定するエントリーレベルの資格です。
PhotoshopやIllustratorを使いこなすスキルを証明できます。
デザインツールの操作力を学習目標として明確にしたい人に適しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 資格名 | Adobe Certified Professional(Adobe認定プロフェッショナル) |
| 実施団体 | Adobe Inc.認定/日本での試験運営は株式会社オデッセイコミュニケーションズ |
| 等級 | 科目別認定(Photoshop・Illustrator・Premiere Pro・Adobe Expressなど) |
| 受験料(税込) | Photoshopなど:一般12,980円・学割9,680円、Adobe Express:通常15,400円 |
| 受験会場 | 全国の認定試験会場 |
| 試験形式 | CBT形式。Photoshop・Illustrator・Premiere Proは選択問題と操作問題の2部構成。Adobe Expressは選択問題のみ |
| 合格率 | 非公開 |
Photoshop®クリエイター能力認定試験
Photoshop®クリエイター能力認定試験は、画像編集の知識と、仕様に沿ってコンテンツを制作する力を認定する試験です。
バナー作成や画像加工など、Photoshopの表現力を高めたい人に向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 資格名 | Photoshop®クリエイター能力認定試験 |
| 実施団体 | サーティファイ ソフトウェア活用能力認定委員会 |
| 等級 | スタンダード・エキスパート |
| 受験料(税込) | スタンダード8,100円/エキスパート9,100円 |
| 受験会場 | 随時試験は認定会場、公開試験はリモートWebテスト |
| 試験形式 | スタンダードは実技問題+実践問題、エキスパートは知識・実技問題+実践問題 |
| 合格率 | 73.0%(2025年度平均合格率) |
Illustrator®クリエイター能力認定試験
Illustrator®クリエイター能力認定試験は、Illustratorで仕様に沿ったコンテンツを制作する力を認定する試験です。
ロゴや図版、バナー素材など、Illustratorの制作力を伸ばしたい人に適しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 資格名 | Illustrator®クリエイター能力認定試験 |
| 実施団体 | サーティファイ ソフトウェア活用能力認定委員会 |
| 等級 | スタンダード・エキスパート |
| 受験料(税込) | スタンダード8,100円/エキスパート9,100円 |
| 受験会場 | 随時試験は認定会場、公開試験はリモートWebテスト |
| 試験形式 | スタンダードは実技問題+実践問題、エキスパートは知識・実技問題+実践問題 |
| 合格率 | 72.1%(2025年度平均合格率) |
HTML5プロフェッショナル認定資格
HTML5プロフェッショナル認定資格は、HTML5やCSS3、JavaScriptなどの技術力と知識を認定する制度です。
レベル1とレベル2があり、Webコンテンツ制作の基礎から応用まで段階的に学べます。
デザインだけでなくコーディングも強みにしたい人に向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 資格名 | HTML5プロフェッショナル認定資格 |
| 実施団体 | LPI-Japan |
| 等級 | レベル1・レベル2 |
| 受験料(税込) | 16,500円 |
| 受験会場 | 全国の試験センター、または自宅・職場からのオンライン受験(OnVUE) |
| 試験形式 | CBT形式。選択問題が中心で、一部キーボード入力問題あり |
| 合格率 | 公式非公表 |
デザインとコーディングの役割の違いは、WebデザイナーとWebコーダーの違いで詳しく解説しています。
色彩検定
色彩検定は、色に関する幅広い知識や技能を問う検定です。
公式テキストに沿って出題されるため、配色や色の見え方を体系的に学べます。
デザインの基礎力を補強したいときに役立つ資格です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 資格名 | 色彩検定 |
| 実施団体 | 公益社団法人色彩検定協会 |
| 等級 | 3級・2級・1級・UC級 |
| 受験料(税込) | 3級7,000円/2級10,000円/1級15,000円/UC級6,000円 |
| 受験会場 | 全国の公開会場 |
| 試験形式 | 3級はマークシート、2級・UC級はマークシート(一部記述式)、1級は1次マークシート・2次記述方式 |
| 合格率 | 2025年度:1級58.6%/2級72.2%/3級75.7%/UC級76.6% |
参照:色彩検定
ITパスポート
ITパスポートは、IPAが実施する国家試験で、ITに関する共通的な基礎知識を証明できる資格です。
試験はCBT方式で随時実施され、ストラテジ・マネジメント・テクノロジの3分野が出題されます。
Web制作の周辺知識も含めて、IT全般の土台を固めたい人に向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 資格名 | ITパスポート |
| 実施団体 | 独立行政法人情報処理推進機構(IPA) |
| 等級 | 区分なし |
| 受験料(税込) | 7,500円 |
| 受験会場 | 全国のCBT試験会場 |
| 試験形式 | CBT方式 |
| 合格率 | 48.6%(2025年度) |
参照:ITパスポート
UX検定
UX検定は、UX向上に欠かせないスキルとマインドを体系的に学ぶための資格試験です。
基礎試験では、UXデザインや人間中心設計の基本的な考え方を学べます。
見た目だけでなく使いやすさまで意識できるWebデザイナーを目指したい人に向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 資格名 | UX検定 |
| 実施団体 | 一般社団法人UXインテリジェンス協会 |
| 等級 | 基礎(2026年11月実施の第14回から「UX検定(基礎)2.0」) |
| 受験料(税込) | 10,890円 |
| 受験会場 | オンライン実施(自宅受験) |
| 試験形式 | 知識問題(単一選択式) |
| 合格率 | 公式非公表 |
参照:UX検定
UIやUXの仕事に興味がある方は、UI/UXデザイナーとWebデザイナーの違いもあわせてご覧ください。
未経験者はどの資格から取る?目的別の選び方と取る順番
10資格すべてを取る必要はありません。
「何のために資格を取るのか」から逆算して、1〜2つに絞るのが遠回りしないコツです。
目的別のおすすめ資格
| 目的 | おすすめの資格 |
|---|---|
| Webデザインの基礎を広く学びたい | Webデザイナー検定(ベーシック)、ウェブデザイン技能検定3級 |
| バナー制作などツールの操作力を伸ばしたい | Photoshop®・Illustrator®クリエイター能力認定試験、Adobe認定プロフェッショナル |
| コーディングもできるようになりたい | Webクリエイター能力認定試験、HTML5プロフェッショナル認定資格 |
| 配色に自信をつけたい | 色彩検定3級 |
| 使いやすいサイト設計を学びたい | UX検定 |
迷ったときは、制作の仕事で一番使うツールの資格から選ぶと、学んだことがそのまま実務に活きます。
未経験者におすすめの取る順番
未経験者なら、次の順番で進めると無理なくステップアップできます。
- STEP1:色彩検定3級やWebデザイナー検定ベーシックで、デザインとWebの基礎知識を押さえる
- STEP2:Photoshop®・Illustrator®クリエイター能力認定試験で、ツールの操作に慣れる
- STEP3:Webクリエイター能力認定試験で、HTML/CSSのコーディングまで広げる
- STEP4:実務経験を積んだら、ウェブデザイン技能検定2級などの上位資格に挑戦する
大切なのは、各ステップで学んだことを使って実際にバナーやWebページを作ってみることです。
資格の勉強と並行して作品を増やしていけば、そのままポートフォリオの材料になります。
Webデザイナーが資格取得で失敗しないための注意点
Webデザイナー関連の資格を目指すときは、次の3点に注意が必要です。
資格は学習の目安になりますが、選び方や進め方を誤ると、時間もお金も無駄になりかねません。
ここでは注意点について詳しく解説します。
初心者の独学では資格取得が難しい場合がある
独学は費用を抑えやすい一方で、初心者には難しく感じやすい方法です。
多くの資格では、公式テキストや問題集、過去問題が用意されています。
裏を返せば、試験対策には教材を使った反復学習や、実践問題への慣れが必要ということです。
また、Web系資格には、マークアップや画像編集など実務に近い内容を含むものもあります。
わからない点をすぐ質問できない環境では、理解に時間がかかり、途中で手が止まりやすくなります。
未経験者ほど、独学で進めきれるかを冷静に考えたうえで学習環境を選びましょう。
難易度に見合った資格を取得する
資格選びでは、知名度だけで決めないことが大切です。
たとえばWebデザイナー検定は、2026年前期の合格率がベーシック55.0%、エキスパート31.9%でした。
レベルによって難易度に大きな差があります。
いきなり上位レベルに挑戦すると、学習負担ばかり増えて挫折しやすくなります。
ウェブデザイン技能検定のように、上位の級に実務経験などの受検資格が必要な資格もあります。
未経験者は、受検資格がなく合格率も高めの基礎レベルから始める方が現実的です。
背伸びした資格を取るより、今の自分に合う資格を確実に取る方が、学習効率は高くなります。
受験料以外の費用がかさむ場合がある
資格取得では、受験料だけを見て判断しないようにしましょう。
多くの資格では公式テキストや問題集が販売されており、教材費だけで数千円から1万円前後かかることがあります。
Adobe認定プロフェッショナルのように、受験料自体が1万円を超える資格もあります。
さらに、学習中にPhotoshopやIllustratorなどの有料ソフトを使う場面もあります。
再受験になれば、そのぶん受験料も上乗せされます。
教材費・ソフト代・再受験の可能性まで含めて、予算を先に見積もっておきましょう。
Webデザイナー関連の資格取得を目指すときの勉強方法
Webデザイナー関連の資格取得を目指す方法は、主に以下の3つです。
費用を抑えたい人は独学、対面で基礎から学びたい人は専門学校・スクールが向いています。
仕事や家事と両立しながら学びたい人には、オンラインスクールや通信講座がおすすめです。
大切なのは、学習時間や予算だけでなく、挫折しにくい方法を選ぶことです。
市販の教材にて独学で学ぶ
費用をできるだけ抑えたい人には、市販の教材を使った独学が向いています。
ウェブデザイン技能検定では、参考書籍や練習問題、過去問題が公開されています。
Webクリエイター能力認定試験でも、公式テキストや問題集、サンプル問題が用意されています。
まずは教材で基礎知識を押さえ、問題演習を繰り返しながら弱点を補強していく方法が基本です。
ただし、独学は疑問点をすぐに解消しにくく、学習順を誤ると遠回りになりやすい点に注意が必要です。
PhotoshopやIllustratorを触り、簡単なバナーやページを作りながら理解を深めましょう。
独学で必要なスキルや学習期間の目安は、独学でWebデザイナーになれる?必要なスキル・期間と効率的な勉強方法で解説しています。
専門学校・スクールで学ぶ
基礎から順序立てて学びたい人には、専門学校やスクールが向いています。
カリキュラムに沿って学べるため、独学のように「何から勉強すべきか」で迷いにくくなります。
講師への質問や添削を受けながら、理解を深めやすいのも魅力です。
資格対策だけでなく、ツールの操作やバナー制作もあわせて学べる環境なら、実務で使える力につながります。
一方で、通学型は時間や場所の制約を受けやすく、費用も高くなりやすい傾向があります。
卒業後にポートフォリオ作成や実務学習まで進められるかも、あわせて確認しておきましょう。
オンラインスクール・通信講座で学ぶ
仕事や家事と両立しながら学びたい人には、オンラインスクールや通信講座が向いています。
時間や場所に縛られにくく、動画講義を繰り返し見返しながら学べるからです。
Webデザインの学習では、PhotoshopやIllustrator、HTML/CSSなど複数の領域を並行して学ぶことも多くあります。
自分のペースで復習しやすい仕組みは、大きなメリットです。
さらに、質問対応や添削がある講座を選べば、独学よりも挫折しにくくなります。
たとえばCampusでは、20種類・400本以上の動画講義が月額5,500円で受け放題です。
Webデザインのほか、プログラミング・マーケティング・SNS運用・生成AIなども学べます。
通信講座やオンラインスクールの比較は、Webデザイン通信講座・スクールおすすめ6選を参考にしてください。
なお、資格とスクール学習をどう組み合わせるべきかは、次の章で詳しく解説します。
LINEを登録して特別なご案内を受け取る
資格の勉強とスクール学習、どちらを優先すべき?
「資格の勉強」と「スクールでの学習」は、得られるものが異なります。
| 比較軸 | 資格学習のみ | スクール学習のみ | 資格学習+スクール学習 |
|---|---|---|---|
| 体系的な知識の地図 | ○(出題範囲で明確) | △(カリキュラム次第) | ○ |
| 制作の実践経験・添削 | △(試験範囲外) | ○ | ○ |
| ポートフォリオの完成度 | △ | ○ | ○ |
| 案件獲得・営業ノウハウ | × | ○(講座による) | ○ |
| 対外的な学習証明 | ○ | △ | ○ |
どちらか一方を選ぶより、役割の違いを理解して組み合わせることが、遠回りを防ぐポイントです。
以下では、資格学習とスクール学習の特徴について、詳しく見ていきましょう。
資格学習で得られるもの・得られないもの
資格学習の強みは、出題範囲という形で「学ぶべきことの地図」が用意されている点です。
デザイン理論や配色、コーディングなど、何を順番に押さえればよいかが明確になります。
一方で、資格の勉強だけでは補いにくい部分もあります。
クライアントの要望を形にする力や修正対応、納品までのやり取りは、試験範囲の外にある実務スキルです。
案件獲得のための提案文やポートフォリオ作成も、資格の勉強では身につきません。
作品の選び方や見せ方は、Webデザイナーのポートフォリオの作り方で詳しく紹介しています。
スクール学習で得られるもの・得られないもの
オンラインスクールの強みは、バナーやLP、Webサイトを制作しながら講師の添削を受けられる点です。
制作した作品はポートフォリオになり、集客・営業のノウハウまで学べる講座もあります。
ただし、スクールのカリキュラムは資格の出題範囲と完全には一致しません。
資格取得を最優先するなら、公式テキストや過去問題を別途使う必要があります。
資格の勉強とスクール学習のおすすめの組み合わせ方
資格の勉強とスクール学習は、以下のように組み合わせるのがおすすめです。
- 1. まずは目指す資格の出題範囲を確認し、学ぶべき分野の全体像を把握する
- 2. スクールで実際に手を動かしながらバナー・LP・Webサイトを制作し、添削を受ける
- 3. 資格は「基礎固めの通過点」、実務スキルは「案件を任せられるレベル」まで、別のゴールとして伸ばす
制作経験を積める環境と組み合わせれば、就職・転職・副業のどれを目指す場合も実務力につなげやすくなります。
資格学習とあわせて実務力を伸ばしたい方は、Campusの無料個別相談で学び方を相談してみてください。
資格を活かせるWebデザイナーの将来性と働き方
資格の勉強を始める前に、Webデザイナーの将来性と働き方も確認しておきましょう。
Webデザイナーは将来性がある
電通の「2025年 日本の広告費」では、インターネット広告費が前年比110.8%の4兆459億円となりました。
総広告費に占める構成比は50.2%となり、初めて過半数に達しています。
企業の集客の中心がWebへ移るなか、Webサイトや広告クリエイティブに関わる人材の重要性は今後も高いと考えられます。
ただし、見た目を整えるだけでなく、UI/UXやコーディングなど周辺スキルまで身につけることが大切です。
AI時代に求められるスキルは、Webデザイナーの将来性は?「オワコン」と言われる理由と生き残る道で解説しています。
会社員として働く
会社員のWebデザイナーは、Web制作会社や事業会社のWeb担当として働くケースが一般的です。
チームで役割分担しながら制作を進めるため、未経験者でも実務の流れを学びやすい働き方です。
毎月の収入が安定しやすく、まずは安定した環境で基礎を固めたい人に向いています。
一方で、勤務時間や担当範囲が決まっているため、自由度はやや低くなります。
フリーランスとして在宅で働く
フリーランスのWebデザイナーは、自宅を中心に働ける点が大きな魅力です。
働く時間や場所を調整しやすいため、子育てや副業と両立しながら働きたい人にも向いています。
ただし、案件獲得や単価交渉、スケジュール管理まで自分で行う必要があります。
資格はあくまで補足材料なので、安定して稼ぐには制作スキルと提案力が欠かせません。
仕事の取り方は、フリーランスWebデザイナーの仕事の取り方7選で詳しく紹介しています。
Webデザイナー関連の資格に関するよくある質問
Webデザイナー関連の資格について、未経験者が特に気になりやすい質問に回答します。
Webデザイナーになるのに資格はいらない?
Webデザイナーになるために、資格は必須ではありません。
資格の有無よりも、デザインの基礎知識やツール操作スキル、ポートフォリオの完成度が見られるからです。
一方で、資格学習は何を学ぶべきか整理しやすく、基礎知識の抜け漏れも防ぎやすくなります。
制作経験を積みながら、実務スキルを身につけるための土台として活用するとよいでしょう。
Webデザインの国家資格はある?
Webデザインに関する国家検定には、ウェブデザイン技能検定があります。
IT全般の国家試験としては、ITパスポートも候補になります。
ただし、どちらもWebデザイナーとして働くために必須の資格ではありません。
未経験者が最初に取るならどの資格がおすすめですか?
未経験者には、受験資格がなく合格率も高めの資格がおすすめです。
Webの全体像をつかむならWebデザイナー検定ベーシック、制作に近い形で学ぶならWebクリエイター能力認定試験が候補です。
PhotoshopやIllustratorの操作を先に強化したいなら、各クリエイター能力認定試験も向いています。
ウェブデザイン技能検定を受けるなら、受検資格のない3級から始めましょう。
Webデザインの資格は独学でも取れる?
3級やベーシック、スタンダードなど基礎レベルの資格なら、独学でも十分に合格を目指せます。
公式テキストや過去問題が用意されている資格が多いため、教材を使って計画的に学習しましょう。
実技を含む試験は、実際にツールを触りながら練習することが合格の近道です。
Webデザイナー関連で難易度が高い資格は?
今回紹介した中では、ウェブデザイン技能検定1級が最難関です。
過去10年の合格率は約12.8%で、受検には実務経験7年以上などの条件があります。
HTML5プロフェッショナル認定資格のレベル2も、コーディングの専門知識が求められる難しい資格です。
Webデザイナーはセンスがなくてもできる?
Webデザインは、生まれつきのセンスだけで決まる仕事ではありません。
配色や余白、文字の大きさなどには基本的な考え方があり、学習と練習を重ねることで伸ばせます。
良いデザインを見て理由を考え、手を動かして改善を繰り返すことが大切です。
特別な才能よりも、基礎を学んで積み重ねられるかどうかが重要です。
Webデザイナーを本気で目指すならCampusを検討しよう
Webデザイナーとして仕事につなげたいなら、実務で使うスキルまで学べる環境を選ぶことが大切です。
未経験者は、コーディングやポートフォリオ制作・案件獲得まで学べるかで、その後の伸び方が変わります。
Campusは月額5,500円(税込)のサブスク型で、受講期限なし、20種類・400本以上の動画講義が学び放題です。
選べる4つのプラン(すべて卒業期限なし)
本スクールは、ご自身の目的や予算に合わせて選べる4つのプランをご用意しています。
- 入会金0円プラン:月額5,500円(税込)のみで、手軽に始めたい方向け
- スタンダードプラン(3種):月額5,500円(税込)+ 選べる入会金(19.8万円 / 29.8万円 / 39.8万円)
どのプランを選んでも卒業期限はなく、ご自身のペースでじっくり学べます。
※最新の料金体系や各プランのサポート内容の違いは、必ず公式サイトでご確認ください。
| プラン | 入会金(税込) | 主な内容 |
|---|---|---|
| ライトプラン | 0円 | 動画講義が学び放題 |
| スクールプラン | 198,000円 | 講師への質問、課題・ポートフォリオの添削、案件獲得の講座 |
| スキル伴走プラン | 298,000円 | 専属メンターの伴走、AI×Web制作またはAI×動画制作 |
| 案件獲得伴走プラン | 398,000円 | 営業・提案文・単価交渉の案件獲得サポート |
申し込み後も8日間の全額返金保証(ライトプランを除く)があります。
Webデザインに加えて、HTML/CSSやWordPress・マーケティング・生成AIなども学べます。
資格の勉強と実務スキルの習得を両立しやすいのが強みです。
受講生の学び方や仕事の取り方は、Campus受講生の体験談で紹介しています。
まずは無料個別相談や特典動画を活用し、自分に合う学び方かどうかを確認してみましょう。
まとめ|Webデザイナーの資格は実務スキルとあわせて考えよう
Webデザイナーに資格は必須ではありませんが、基礎を体系的に学びたい人には役立つ選択肢です。
ただし、資格を取っただけで仕事につながるわけではなく、デザイン力や制作経験が重要になります。
未経験者は、色彩検定3級やWebデザイナー検定ベーシックなど、受けやすい資格から始めましょう。
そのうえで、目的に合わせてツール系やコーディング系の資格へ広げていくのがおすすめです。
資格で土台を固めながらポートフォリオ制作まで進めれば、就職・転職・副業にもつながりやすくなります。
遠回りを避けたい人は、Campusのようなスクールで制作経験を積みながら、一歩ずつ力を伸ばしていきましょう。
投稿者プロフィール

最新の投稿
ブログ2026年11月5日Photoshopの使い方|初心者が最初に覚える7つの操作と習得までの道筋
ブログ2026年11月5日Canva(キャンバ)の使い方を初心者向けに解説|無料の範囲とやってはいけない7つのこと
ブログ2026年11月5日サムネイルの作り方5ステップ|クリックされる5原則とサイズ早見表【初心者向け】
ブログ2026年11月5日名刺デザインでやってはいけない7つのNG|おしゃれに見せる5原則と作り方
